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名古屋市学習支援 巡回支援事業

名古屋市学習支援 巡回支援事業

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名古屋市学習支援 巡回支援事業

巡回面談事業とは、巡回支援員(キャリアコンサルタントをはじめとした心理専門家)が
名古屋市学習支援事業*の会場に訪問し、学習支援に参加する子どもたちとキャリア面談します。
相談窓口(なごもっか・こども応援委員会・児童相談所等)など受身的な面談支援が多い中、大人が学習支援会場に出向いていって積極的に面談をするという点が大きな特徴です。
子どもが「自分で自分について語る」「自分を紹介する」というプロセスによって、自己の成長と自立を促進させる大切な個別支援の機会となっています。
*名古屋市学習支援事業とは、貧困世帯の子どもたちを対象に学習の場を提供する名古屋市の事業です。

本事業の基本方針
子どもたちの「自立」「成長」「発達」を促し、紡ぎだす時間と機会の創出。
キャリアカウンセリングを通じて、子どもと人・地域・社会を「つなぐ」機能へ。


巡回面談を利用した児童のアンケートでは、「利用してよかった」「どちらかというと利用してよかった」と回答した児童が90%以上をしめ、子どもたちにとっても有意義な時間となったことが分かりました。

子どもたちの声(利用者アンケートより)

・悩んでいること、疑問に思ったことを聞いてもらってよかったです

・話しやすく、巡回支援の方が優しかったのでとても利用しやすかったです

・主に家庭内のことを相談して、とても気持ちが楽になった。友人や家の人には話しにくい自分の気持ちを言うことができて良かった

・色々な職業があることを知ることができて良かった

・進路について巡回支援員の方と一緒に考えることで、進路を決める幅が広がった

・真剣に話を聞いてくれて、何か質問をした時も色々な見方、考え方で答えてくれたことがとても嬉しかった

・将来の進路で迷っていると話をした際、自分は本当に何をしたいのか、考えさせてもらいました。自分の想いを伝えると、応援してもらえたので嬉しかったです

・高校の進路について相談出来たり、日常的なことを楽しく話せたりできて良かったと思いました。とても話しやすくて、また利用してみたいと思いました


巡回支援員より

・家庭状況とは関係なく、明確な目的もなく進学したいと思っていた子ども達に、今後の進路を決める上で大切になってくる視点を与えることが出来る機会になった

・普段は考えないような、高校のその先の進路について子どもたちが考える機会になった

・大人と向き合って話をするという体験ができた

・知らない大人に自分のことを話してみる→プラスの反応が返ってくる→話したくなる、というプロセスを通じて、自己表現をする大切さを認識する場になった

・子供たちが、巡回支援員を含めて周りに頼りになる支援者や社会資源があることを知る機会になった

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